競輪の世界には、兄弟で選手、親子で選手、師匠と弟子という関係がたくさんあります。選手になるための学校(日本競輪選手養成所)を卒業した後も、師匠のもとで練習を続ける文化があるためです。この「人のつながり」を知ると、レースの並びの意味が深く見えてきます。
師弟(してい)の文化
競輪選手は、養成所を出た後、地元の先輩選手を師匠として、その練習グループに入るのが一般的です。師匠は技術だけでなく、レースへの向き合い方まで教えます。
大きなレースで師匠と弟子が同じレースを走り、弟子が師匠の後ろを守る。そんな場面は競輪ならではの光景です。並び(ライン)の中で「この2人は師弟」という関係があると、組の結束の強さにもつながります。
兄弟・親子の選手
兄弟で活躍する選手、親が選手で子も選手という家系も、競輪には珍しくありません。小さい頃から競輪が身近にあり、同じ練習環境で育つためです。
兄弟が同じレースに出るとき、同じラインに並ぶこともあれば、別々のラインで戦うこともあります。別々に分かれた日の兄弟対決は、ファンの注目を集めるカードになります。
つながりは予想の材料にもなる
大車輪の予想では、ラインの人数や結束を点数の柱の1つにしています。師弟や兄弟の関係は、公式の出走表に数字としては出てきませんが、並びの裏側にある「なぜこの並びなのか」を考えるヒントになります。
情報収集では、選手のプロフィールやインタビューから、こうした関係も拾うようにしています。数字と人の物語、その両方があって、競輪の予想は面白くなります。
1年の集大成であるKEIRINグランプリ(当サイトの解説記事)でも、9人の選手それぞれの関係が見どころになります。
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出典:KEIRIN.JP(選手プロフィール・日本競輪選手養成所の案内)
